こんにちは。

人事評価制度を切り口に

人財の採用から育成までの仕組み化サポートの専門家

人財マネジメントパートナーの辻です

飲食業界と医療業界を軸に

人の悩み3重苦【採用できない・続かない・育たない】

の解決を得意としています。

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昨日は飲食業界で

数多くの出店を手がけている

経営者の方のセミナーに参加してきました。

直営店舗を12店舗

フランチャイズ店舗を15店舗

海外店舗を11店舗

手がけられている方でした。

昨日は財務と人材育成について

お話頂きました。

そこでとても共感したのは

人財の定義と

経営数字力を身につける必要性。

人は

人財・人材・人在・人罪

の4つに分類できます。

人間力と仕事力(能力)の2軸で見るというものです。

人間力とは尊敬・信頼・意欲のある状態

仕事力はスキルやノウハウの活用ですね。

人間力高い×仕事力高い = 人財

これは一番いい状態ですね。

まさに会社の財産!

影響力も高く組織にいい結果を

確実に発揮してくれる人。

人間力高い×仕事力低い = 人材

人としてはしっかりしているけど、

能力は今ひとつ。

人材に足りないのは

考える力です。

自身で考え行動する力を

身につける必要があります。

人間力低い×仕事力高い = 人在

仕事はできても人間力が低い為に

能力に見合った影響力が発揮できない状態。

感謝力を培う必要があると言われていましたね。

僕のアプローチだと

本学教育であり心の教育です。

人間力低い×仕事力低い = 人罪

会社に不利益をもたらしてしまう人で、

お金やものをくすねたり、

行動せず愚痴しか言わないような方もここですね。

あなたのスタッフはどこに位置しますか?

ちなみに人間力って

ただ良い人ってこととは

ちょっと違うと思うんですよね。

他者を尊重し

仕事に使命感を持って

主体的に行動し続ける人間が

尊敬・信頼される人だと思うんです。

これって別に先天的なものでは

ないんですよね。

例えば甲子園の常連で

菊池雄星選手や大谷翔平選手を輩出した

岩手の花巻東高校では

人間力を高める心の教育を徹底されています。

高校野球での自身の役割に気付かせて上げ、

心を強くする為に

清掃活動や社会活動にも力を入れています。

そうすることで

部員一人ひとりが

他の部員にやる気を与える為に

全力を尽くすんですよね。

やる気を与えると言いましたが

他の人に何かをしてあげる以上に

自分自身の取り組み姿勢で

やる気を与えているんです。

試合でアウトになると分かっていても

全力で走りヘッドスライディングをしたりと

諦めない姿を見せてやる気と勇気を与えているんですね。

その姿を見て

あいつがあそこまで頑張っているんだから

自分ももっと頑張ろうって

勇気を与えているんですよ。

これが人間力だと思います。

エグザイルの社長のヒロも

昔はメンバーの多くが

離れていった事を話しています。

でもそこを改善する為に

自身で帝王学等を学び試行錯誤を繰り返した結果

今の自分があると言われています。

人間力は学べるんですよね!

ここをスタッフたちに

学んでもらう機会を与える事が

なによりも最初に行なわなければいけません。

せっかく能力の高い人在でも

他にプラスの影響を与えられなければ

宝の持ち腐れです。

組織力が下がる事もあります。

そうならないために

人間力を学んでもらうんですね。

人間力を学ぶ方法としては

3つのステップがあります。

まずは心のコップを上向ける事

次に心を強くする事

そして自身で考え行動する習慣をつけていくことです。

※考え行動する習慣を僕は考動力と言っています。

細かい事を言えばたくさんありますが、

メインはこの3つだと私は思います。

もうすこしだけ具体的にお伝えすると、

心のコップを上向けるには

自身の価値観を見つめ直し

求心力の高い理念に共感してもらうこと。

心を強くするには

共感した理念や理想の人物像に近づけるよう

清掃活動や社会活動にも取り組む。

以前にお伝えした規律もここに当たります。

考動力を培う為には

日々発問する事です。

発問と質問の違いは

質問は答えを知らない人が

答えを導いてあげる為の問いです。

一方で発問は

答えを知っている人が

答えを考えさせる為に使う問いのことを言います。

例を1つ挙げます。

「日本に一番近い国はどこですか?」

これは社会の授業で

子どもたちにされる発問です。

せっかくなので

一度考えてみてください。

・・・

・・・

考えましたか?

最初に浮かんだのは

韓国や中国だったのではないでしょうか?

でももう少し時間をかけて考えると

子どもたちは色んな国を出してくれます。

アメリカ、トルコ・・・など

もう一度問いをみてもらうと分かりますが、

僕は「距離の近い国」とは言ってないですよね。

そこに気付いた子どもたちが

相互の関係が近いとか

貿易的に近いとかの観点から

アメリカとかトルコなどを挙げました。

これが考える力を養うことに繋がります。

例えば飲食店でアルバイトの子に

「あのお皿下げてきて」と言えば、

お皿しか下げてきません。

一方で

あのお客さんに喜んでもらう為に

僕たちは何が出来るかな?

と聞いたらどうでしょうか?

そこで一度考えますよね。

最初は上手く答えれなくても良いんです。

分からなければ

「僕は3つは出来る事あると思うんだけど・・」

とヒントをあげるんですね。

そうするとスタッフの子は

出来る事を必死に考えてくれます。

ドリンクが少ない、

お皿を交換した方が良いかな、

灰皿に吸い殻がいっぱいだ、

みたいな感じですね。

これを継続すると

出来る事を探す力が養われるんですね。

自分たちでお客さんの為に

何ができるかを考えるようになります。

やることを指示をする事は早くて簡単ですが、

それではいつまでたっても指示がないと

行動が出来ない人しか育ちません。

ずっと付いてあげれるなら良いですが、

そんな訳にはいきません。

だからこそ考動力を養う必要があるんですね。

よかったら試してみてくださいね^^

人間力は一朝一夕では

培われるものではありません。

だからこそそれが出来た時に

他者では真似できないサービスもできるようになります。

ぜひ意識して

取り組んでみてもらえればと思います。

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